私立中学受験科ブログ

受験勉強アドバイスの最近の記事

南山中学校男子部入試説明会

こんにちは。

明倫ゼミナール中学受験コースです。

5月18日には、

南山中学校男子部の入試説明会が開催されました。

教科ごとに出題方針や学習のポイントの説明がありました。

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国語

記述問題を2題出しているが、

学校としてはチャレンジしてほしい問題。

筆者の主張を読み取る条件記述と、

自分の考えを書く自由記述の2種類ある。

普段の勉強で取り組んでほしいこと

➀ 問題を自分なりにわかりやすく言い換えてみよう。

② 伝わる表現になっているか確認しよう。


算数

➀ 素早く正確に計算を行う。

② 標準的な難度の典型題を確実に解答する。

③ 文章・図・グラフより正しく題意を把握する。

➃ コンパスを用いて正しく作図する。

 (受験では、硬い机の上の解答用紙に作図します)

⑤ 公式や解法の成立理由を考察する。

 (「~となる理由を説明しなさい」など)

⑥ 日常的な数理現象に興味を持ち、考察する。


理科

・ 4分野まんべなく出題する。

・ 実験から考察する。 

 (実験からどんなことがわかるのか、条件を変えたらどうなるかなど)

・ 難易度の高くない問題は正確な知識が問われる。

・ 教科書に載っているコラムのようなところからも出題する。

・ 表やグラフなどを利用したり、手を動かして整理したりすること。


社会

・日本や世界の社会に興味・関心のある子を求めている。

 ⇒ 暗記科目と考えず、時事も含め「なぜ?」を大切に。

・ 基礎的な知識を問う出題は正答率が高いので、

 基礎知識は確実に定着させる。

・ 文章記述の問題は、正しい文章で!

 (助詞の使い方がおかしいなど、意味の通じない答えがある)

・ 用語の意味説明や似た用語の使い分けができるように。

 (選択肢を見分ける時に必要)


2026年入試は1月31日(土)です!

「南山男子部の入試は2月」と思っていると、

少し早い感じがしますね。

準備も早く!!

南山中学校女子部入試説明会

こんにちは。

明倫ゼミナール中学受験コースです。

5月17日(土)は南山中学校女子部の入試説明会がありました。

以下のように簡単にまとめました。

【南山中学校女子部入試のねらい】

「人間の尊厳のために」という教育理念のもと、

表面上の知識だけでなく、

物事について深く考えられる人物を求めている。

 ⇒ 物事の背景や相手の立場などに思いをはせることのできる人


【出題のねらいと学習のポイント】

・読解力(図表も含む)を重視している。

 ⇒ 「正しく読む」ことが確かな学力を養うために必要です。

・幅広いことへの関心・興味を大切にしている。

 ⇒ 「なぜ?」「どうして?」という気持ちが自らの世界を広げ、

  物事の背景を知ることにつながります。

・理科社会は分野に偏りなく出題する。

 ⇒ 地理・歴史・公民分野

  生物・地学・物理・化学分野

  バランスよく出題するので、

  苦手分野を放置しないこと。

  理科社会の合格者平均は8割前後!

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【日々の学習で心がけてほしいこと】

➀ 各教科で用いられている言葉・用語の意味を理解しておくこと。

 (暗記しているだけで、意味がわからなければ使えないので、用語の説明ができるところまで)

② 与えられた条件を整理して考えやすいようにまとめること。

 (問題を眺めるのではなく、手を動かして視覚的に整理しましょう)

③ 「最終的に自分は何を答えなければならないのか」を認識すること。

 (何を問われているのかを確認すること)

➀~③を心がけながら反復学習で、

学習の姿勢を身につけてください。

 

この説明会の様子は、

南山中学校の学校HPから視聴することができます。

https://www.nanzan-girls.ed.jp/

こんにちは。

明倫ゼミナール中学受験コースです。

6年生の2回目の模擬試験がありました。

ゴールデンウィークに勉強した成果は出たでしょうか?

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国語は大問4題で、

説明的文章と文学的文章の読解問題2題、

語句問題・文法問題が各1題でした。

問題よりもお菓子にお湯を注いでおかずにするという内容の方が、

印象に残った人もいたみたいですね。

試しても良いですが、 問題のやり直しもきちんとやりましょう!

算数は『計算日記』がきちんと取り組めていると半分くらいできそうです。

大問の1と2は、 よく似た問題が多いかったと思います。

授業の復習はもちろん大事ですが、

家庭学習の最初にやる漢字・計算の積み重ねが大事ですね。

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社会は憲法・国会・内閣・裁判所・選挙など、

6年生で学習したことばかりでした。

近年の入試は現代社会に関する出題割合が増えてきていますよ。

地理分野・歴史分野と比べて、

まだ知識が定着していなかった人がいるかもしれません。

覚えてなくて書けなかった問題もあったでしょうが、

選択肢に惑わされた問題もあったのではないでしょうか。

理科は電流に関する出題が多かったのですが、

電気回路が苦手な人は、

5年生の前期教材で復習をしておくと良いです。

今回の理科の出題レベルは、

愛知県の私立中学校の入試と同じくらいだと思います。

大問6の計算問題は難しめですが、

その他の問題は入試対策としてしっかりやり直しておきましょう!

すでに出題された時事問題を少し紹介します。

こんにちは。

明倫ゼミナール中学受験コースです。
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愛知県だけでなく三重県や岐阜県でも先日の3連休中に入試がありました。

時事問題としては、

今のところ新紙幣の発行に関するものが多そうです。

デザインに採用された人物の名前や業績を問うものだけでなく、

今までに発行された人物に関する出題をした学校もありました。

しかし過去に発行された紙幣のデザインを知らなくても、

歴史分野で習った人物ですから答えられる出題になっていました。

世界文化遺産の佐渡鉱山も出題されています。

パリオリンピックにちなんで、

フランスやヨーロッパと日本の関わり。

富岡製糸場はフランスの技術を取り入れましたとか、

下関条約の三国干渉とかですね。

世界の紛争からイスラエルの場所、

中東やヨーロッパで信仰されている宗教と特色。

長崎平和宣言文からの出題もありました。

「長崎」とは書いていないのですが、

「2024年8月9日」と問題文に明らかにされていますから、

長崎の平和祈念式典のことだとわかります。

「広島」と勘違いした受験生がいないか心配。


能登半島地震などの自然災害に関する出題もありました。

「自然災害伝承碑」はここ数年頻出ですね。

他にもSDGs17の目標とそのロゴ(アイコン)、

日本の高齢者の人口割合など、

時事問題として出題されたものが、

社会科で学習する知識問題となっていますね。

一足先に6年生は冬期講習スタート!

こんにちは。

明倫ゼミナール中学受験コースです。
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他学年に先立って小6中学受験コースの冬期講習が始まりました。

小6冬期講習は今までやってきたことが、

どのくらい身についているかの確認と、

あと少しでできそうな内容を得点に結びつける練習が目的です。

夏期講習の時「あの時はできていたのに...」と、

忘れてしまっていることが意外に多かったという人もいたと思います。

冬期講習では「夏はできなかったけれど今なら」と

できることの増えていることが実感できるでしょう!

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冬期講習期間は受験に備えて、

生活習慣をととのえることも重要です。

体調を崩して冬休みの勉強時間が少なくなってしまっては焦りますし、

目前の入試を万全の体調で臨めるようにしたいですね。

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「冬休みは十分やり切った!あとは挑むだけ!!」

と冬休み後に思える冬休みにしよう!!

小6模擬試験終了です!

こんにちは。

明倫ゼミナール中学受験コースです。

小学6年生最後の模擬試験を行いました。

テスト前には言われることもなく、

来た人から自習をしていました。

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帰ってからのテストのやり直しも自発的にできましたか?

何度も聞いたことかと思いますが、

模擬試験は入試と違いますから、

自分の習熟度を確認して、

見つかったできなかったところをできるようにすることが大切です。

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入試問題のやり直しとともに、

模擬試験のやり直しもやっておくと良いです。

8月以降の模擬試験は総合問題ですから、

入試に近いですし、

それよりも前の模擬試験は範囲が決まっていましたから、

苦手分野が克服できかたの確認ができます!

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金城学院中学校の入試説明会より

こんにちは。

明倫ゼミナール中学受験コースです。
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金城学院中学校の入試説明会を聴かせていただきました。

教科ごとに今春の出題についての解説がありました。

来春の入試に向けて役立つと思いますので、

一部ではありますが、

どのような出題があったのか、

どのような力が問われたのかをご紹介します。


【国語】

「知識」→「文章読解」→「推測・表現」の国語力を問う。

・漢字語句、文法などの基本知識の問題。

・長い文章なので情報処理能力が必要。

・理科や社会の知識を問うような教科横断型の問題。

・思い込みで解かず本文に沿った内容で答えること。

 そのために日頃から答えの根拠の確認をする。

・大問1の出題文と大問2の出題文の共通点をとらえる内容把握の出題。

・自分に置き換えて考えることが必要な問題。

【算数】

基礎的・標準的な出題が6割を占めるので、

正答率6割以上をめざして勉強

・計算問題...速く正確に解き、後の問題に時間をかけられるように。

・用語や仕組みの理解

  ...問題を解けるだけでなく、正しく理解して解けるか。

   (例)・四角形の性質などが正しく不足なく説明できるか?

      ・平均値とは何か説明できるか?

・応用問題を解く力

  ...数量関係の見極める力・法則を見つける力・資料を読み取る力

【社会】

時事問題に限らず、ニュース番組を見たり、

新聞を読んだりしていることを前提としている。

・歴史、地理、公民の3分野からの出題と時事問題

・教科書(小3~小6)の内容の理解

・基本用語の正確な記述

・地図帳を使った勉強

・数値の暗記に終わらず「なぜこのような数値になるのか?」を考える。

【理科】

基本問題が6割に、

資料の読み取り問題、計算が必要な問題、記述式問題など、

応用問題が4割。

・実験の方法や目的の理解度を確認する問題

・複数の実験データから考える問題

・現象、結果などの原因や理由を答える問題

・与えられた資料や知識から推測する問題


【解答の注意点】

・教科書に漢字で書かれている用語は漢字で正しく書くこと。

・まぎらわしい文字を書かないこと。

 (例)数字の1と7の区別がつかない。

・問題の指示通りに答えること。

 (例)小数点以下第1位で答えなさい。

     =小数第2位を四捨五入して第1位で答える。

・単位が必要な答えは単位を書くこと。

・帯分数と仮分数、小数と分数はいずれも可だが、約分を忘れないこと。

・解答欄を間違えずに書くこと。

このような注意があったということは...気をつけましょう!

&日頃の練習が大切です!

中部大学春日丘中学校からのアドバイス

こんにちは。

明倫ゼミナール中学受験コースです。

中部大学春日丘中学校から出題方針や学習アドバイスをいただきました。

【国語】

・漢字語句、論理、評論文、小説の4分野で出題します。

・漢字の部首もしっかり覚えましょう。

・同じ傾向の問題を毎年出題しています。

・小学生で習う漢字を2つ使って、

 毎日20字程度の小作文を書くことをおすすめします。

◎ 空白を作らず、粘り強く書いてください。


【算数】

・昨年と同じように、大問5題構成。

・計算問題、速さ、割合、図形、規則性の問題。

・説明問題1問...「なぜそうなるのか」

・正確な計算力と、

 速さ・割合などの基本的な文章題を確実に解くこと

 が重要になります。

◎ まだまだこれからも十分対応できます。

 ぜひ過去問を解いてみてください!

【社会】

・昨年と同じように大問4題構成。(総合・歴史・地理・公民)

・漢字指定の問題は漢字で解答する。

・オーソドックスな基礎基本問題が中心。

・一部、思考力や考察力を問う応用問題。

・各分野、各範囲できる限りまんべんなく出題。

・時事問題も必ず出題。

◎ 社会はここから伸びます。

 結果が出るまで最後まであきらめず、頑張ってください!

【理科】

・昨年と同じように大問4題構成。(物理、化学、生物、地学)

・漢字指定の問題は漢字で解答する。

・教科書をきちんと読む。(小3~小6)

・教科書にある実験について、方法、結果、図、写真。

・時事問題もあるので、日頃からニュースに注目。

◎ 教科書の内容をきちんと理解してください!

◎ 時間配分に気をつけてください!


【共通事項】

総合的な学力を問う作問を意識している。

・得た知識をどう活用するか。

・問題解決にどう向き合うか。


時事問題を必ず出題するとのことです。

このブログでも毎年時事問題対策を掲載していますが、

今年もまもなく開始します!

椙山女学園中学校の入試説明会

こんにちは。

明倫ゼミナール中学受験コースです。
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椙山女学園中学校の学校・入試説明会に行きました。

来春の椙山女学園中学校の入試は、

例年よりも1週間早く、

また愛知淑徳中学校の入試と重ならないため、

多くの女子児童が受験を考えているようで、

例年より出席者が多いそうです。

この説明会は小学6年生が対象のため、

各教科の先生から、
今年度の問題の特徴と出題方針、対策のアドバイスなどがありました。
一部ですが紹介します。


【国語】
・説明文(44点分)は文章中に繰り返し述べられていることに気づけるか。
・子どもが主人公の小説文(44点分)は、主人公の立場になって読めるか。
・「日本語」に関する問題(12点分)は、普段の学習の積み重ねが大切。

◎(過去問を使った勉強は)大問1・2は、各20分で解く練習をしましょう。
◎国語は読み進めれば内容が分かってきます。
 長い文章を読むとそれだけ内容がわかってくると前向きに捉えて勉強してください。


【算数】

・前半は基本問題、後半は「考える」問題を出題。
・「資料を読み取って考える」「情報を理解して考える」ことが必要な問題。
・「表現力(説明する力)」も出題

◎基本的な計算は速く正確に解けるようにしましょう。
 (後半の問題に時間をかけられるように)
◎後半の問題に取り組むために、
 公式やパターンに当てはめるだけでなく「なぜそうなるのか」を考える習慣を。

【社会】

・地理、歴史、公民分野から複合的に出題。
・単純に知識を問うのでなく物事のつながりを問う出題。
・社会問題に対しての自分の意見を述べる出題。

◎資料の読み取りに慣れておきましょう。
 (資料がヒントになっていることもあります)
◎自分の言葉で表現する練習をしましょう。

【理科】

・「物理」「化学」「生物」「地学」の4分野からそれぞれ大問1問ずつ出題。
  (知識・計算・記述・選択肢など出題方式は様々)
・記述問題以外は均等配点。
・「問題文」「実験の設定や結果」が理解できているか問う出題。

◎基礎的な知識は覚えましょう。
◎答えを自分の言葉で説明できるようにしましょう。
◎日常生活と理科の知識をつなげるようにしましょう。
 (教科書のコラムや天気予報などを見て)



過去問解説講座が始まりました。

こんにちは。

明倫ゼミナール中学受験コースです。
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6年生対象の過去問解説講座が始まりました。

夏休みに基礎知識の総復習を終え、

2学期は複数単元を含んだ総合問題で応用力を鍛えます。

同時に家庭学習で志望校の過去問題に挑みます。

しかし、志望順位の高い学校の過去問題は、

現段階では合格最低点に届かないということはありがちなこと。

知識が不足していることもあるかもしれませんが、

知識は習得できているが運用ができない、

速く解く力が身についておらず制限時間内ではできない、

問題に優先順位をつける選択能力が身についていないなど、

入試レベルの出題に慣れていないことで、

得点に結びつかないということもあります。

そこで過去問解説講座では、

問題の解き方の解説はもちろん、

得点すべき問題や合否を分けそうな問題、

後回しにすべき問題などの選択についても解説します。

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この講座は志望校に応じて必要な授業を選択できますから、

受験を自分事として捉えることができます。

また、指定された年度の入試問題を解いた上で受講してもらいますから、

家庭学習の充実にもつながると思います。

解説を聞いた後のやり直し・振り返りも大切です。

できなかった問題をできるようにして同類の出題があった時は、

確実に得点できるようにしておくことはもちろんですが、

「時間の割に問題量が多いからスピードアップを図らないと」

「難しい問題と易しい問題を見分ける力をつけるためにもっと問題をこなさないと」

「問題の読み間違い、勘違いで失点した」

など、改善点や反省点を踏まえて日々の勉強を良くしていきましょう!

2025年5月

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