大内 真

「さわやか」という概念が人の形をして歩いている、明倫の若きエース。

導入・解説の時間を経て、「では、少し時間を差し上げますので、考えてみてください。」から展開される大内先生の数学の授業は、子どもたちが思いつく・辿り着くであろう解法の分岐点をあらかじめ網羅し、その上で「最短・最速・最良はどれか？」を常に追求させる視点で進行します。

「どこに気づけば最短？」
「何がポイント？」
「どうすればもっと楽にいける？」
と、切れ味鋭い発問の数々と、テンポの良い授業展開によって、子どもたちは”持てる知識をどのように活用すべきか？”を常に問われるため、教わったものをそのまま使うだけ、という姿勢が許されません。
その様子は、さながら名刀を鍛えあげる刀鍛冶のよう。

まさに、明倫の掲げる”思考力学習”を体現していると言えます。

加えて、子どもたちと近い目線で行われる生徒対応は「親身」の一言。
質問があれば本人が納得するまでとことん付き合い、生徒によって異なるアプローチにも臨機応変に対応する姿は、思わず人生二周目？と問いたくなるほど。

世界が彼を見つける日は、きっとそう遠くないことでしょう。

中学生時代の塾の先生がとても面白く、こんな授業をしてみたいと思い塾講師になりました。

はじめは教員を志していましたが、明倫でのアルバイトの中で、生徒と授業以外の指導面でかかわることができるのは教員だけでないことを知り、こんな道もあるのかと思いました。

印象に残っているのは、昨年中高一貫校の6年生の女の子から受験が終わった後にもらった手紙です。
生徒から手紙をもらうのが初めてだったのでとてもやりがいに感じました。
はじめは算数に苦戦していた彼女も授業の中で次第に顔が上がるようになり、複雑な問題を様々な視点からみることができるようになっていきました。
算数・数学の面白さは、解き方が1つではないことだと思います。
様々な問題に対していくつものアプローチの仕方を学び、活用できるよう日々授業をしています。

社会に出ても役立つ課題解決能力を構築し、生徒の行きたい（志望校）ややりたい（将来の夢）を叶えるために全力で指導をしていきます！