刈谷校のブログ

受験校決定のポイント

2025.10.09

その他

刈谷市・知立市の皆さん、こんにちは。

明倫ゼミナール刈谷校です。

 

〜爽やかな競い合いのある勉強部通信vol.7〜

志望校の決め方:後悔しない3つの視点

今週のテーマは「志望校の決め方」です。

中3生に向けての内容のように感じるかもしれませんが、

中2生もあと1年後には志望校を学校に伝えることになります。

中1生も学習する目的を定めるためにも、今から考えておいて損はありません。

見た目や雰囲気だけで決めるのではなく、

入学後に自分のためになるかどうかを“自分軸”で考えていきましょう。

 

① よくない決め方を先に知ろう

「距離が近い」・「制服がかわいい」・「友達が志望しているから」だけで選ぶのは、

どれも理由が浅く長続きしにくい選び方です。

距離で決めると学力レベルが合わず授業についていけずに挫折のリスクが上がることもあります。

制服は途中で変更されることもあり、

友達基準だと一緒に合格できなかった場合、

関係が悪くなったり、友達もライバルの一人だという現実を忘れたりしがちです。

まずは「外側の条件」ではなく「自分が学びたいことと成長したい方向」を軸に考えると、

後悔の少ないスタートになります。

 

② 将来の夢と“広がる可能性”で照らす

将来やってみたい分野や興味があることと、

高校のカリキュラム・選択科目・部活動・進学実績・校風があっているかを見るのは重要です。

合格した後に選択肢が広がる学校かどうかを確認しましょう。

情報は学校のホームページやパンフレット、

オープンスクールでの授業体験や在校生の話などから集めましょう。

「自分が3年後に挑戦したいこと」に近づける環境かを具体的にイメージします。

大事なのは「今の自分で行ける高校より、将来の夢のために行きたい高校を目指す」ことです。

 

③ 今の実力と“伸びしろ”をセットで測る

志望校は理想だけでなく現在地の把握が必要です。

模試を定期的に受けて、教科別の到達度と課題を数値で確認しましょう。

その結果をもとに「チャレンジ・実力相応・安全」の3段階で候補校を並べ替え、

受験勉強で伸ばした後の自分に合う学校を基準に決めるとブレません。

目標校が決まったら科目別の弱点に絞った行動計画に落とし込みましょう。

定期テストと模試のフィードバックで都度調整すれば、

合格可能性と入学後の満足度が同時に高まります。

志望校選びは「今の自分」ではなく「これから伸びる自分」を主役に据えることが大切です。

理由を深く、情報を集めて、模試で現在地を測りながら、

あなたの可能性が最も広がる選択をしていきましょう。

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