大西 規夫

私立中学受験は、データを制するものが受験を制します。
そのあらゆるテストデータを管理しているのが大西先生です。
全体的な傾向や、個々人の苦手な点まで調べることができるので、そのデータをもとに明倫ゼミナールの私立中学受験の方向性を決めています。
データを扱うだけでなく、生徒への学習指導もご自身が私立中学出身なので、文系にもかかわらず受験にかかわることはどの分野でもアドバイスすることができます。

そんな万能スーパーコンピューター「ノリ」ですが、休日は史跡巡りをするそうです。
自分が生徒に教えているものがいったいどういうものなのか直接見るのが楽しいのだとか。
個人的な興味も生徒への指導に活かしちゃうところが大西先生の魅力なのかもしれません。

ちなみに、エネルギー源はファ〇チキと某ハンバーガーショップのダブルチーズバーガーとポテトです。
ちょっと負荷の高い処理を頼みたいときは、エネルギーを充填してあげると喜びます。

自分の塾との出会いは、小学4年生。
私立中学受験の勉強を始めたときでした。

当時は生物大好き少年でしたので、理科の色んなことを知れるのが楽しかったのですが、それ以上に楽しかったのが塾の仲間との切磋琢磨でした。
と言えば、聞こえはいいものの、要は学校外の塾の友達との交流が楽しかったのでした。

塾での授業風景はぼんやりとしか覚えていないのですが、そこで学んだことは結構覚えているものです。
塾講師として教える側になったとき、あの小学生の日々が役に立つことは多々ありました。

大学・大学院で中国史を専攻、漢文の資料や論文ばかり読んでいる日々の中、就職先を探している中に、受験塾がありました。
そのとき、あの日々が思い出されました。
それくらい密かに強烈な日々だったんだなと思います。
今、あのときと逆の立場にいるのも感慨深いです。

塾生の皆さんにも受験勉強や一緒に頑張る仲間との交流を通じて、素敵な経験をしていただきたいなと思っています。
そして、目標としていた学校に入学・通学し、そこで一生懸命勉強し、辿ってきた道を誇れるようになれたら、いいですよね。
微力ながら、少しでもそのお手伝いができたら幸いです。
一緒に頑張った生徒さんが合格したときはもちろん、卒塾生の皆さんからその後の進路の話をしてくれり、相談をしてくれたりしたときなどは、本当に嬉しいですよ。