山口 香歩

明倫の教室で「困った！」となった時、生徒たちがまず声をかけるのは誰かご存知ですか？ 答えは、教室長…ではなく、山口先生です。学生講師時代を含め、明倫という環境に足掛け5年以上どっぷり浸かり、そのDNAが隅々まで染み込んでいる彼女は、もはや明倫の「プロサポーター」であり、生徒の信頼を一身に集める請負人とも言える存在です。

なぜ、山口先生はそこまで生徒から絶大な信頼を寄せられるのでしょうか。それは、彼女の指導スタイルが「教える」だけに留まらないからです。彼女は、生徒一人ひとりの目線までかがみこみ、まるで頼れる姉御のように接します。単に知識を詰め込むのではなく、「今日、この問題を解く理由」や「目標達成の面白さ」を、生徒の声や表情から引き出しながら導いてくれるのです。その一言が、勉強へのモチベーションを一気に高めます。

そして、彼女の情熱は授業の外にも向けられます。生徒が気持ちよく学習に集中できるように、授業の資料を完璧に準備するのはもちろん、教室の隅々までピカピカに磨き上げる姿は、教室の日常風景です。彼女の辞書に「手抜き」という文字はありません。生徒が喜んでくれるならば、どんな小さな努力も惜しみません。

熱量溢れる授業、生徒への深い愛情、そして時に見せるお茶目な一面。この紹介を読んで、少しでも「この先生に会ってみたい！」と感じたなら、ぜひ一度、明倫の教室を訪ねてみてください。きっと、あなたの勉強を「面白くて、やめられないもの」に変えてくれるはずです！

学生時代、熱心な先生方に囲まれて学んだことで、いつの間にか勉強への苦手意識はなくなり、教育の世界に興味を持つようになりました。
大学入学後、兄の紹介で明倫ゼミナールに出会い、講師としての歩みが始まりました。
以来、明倫一筋。友人たちが様々なアルバイトを経験する中でも、「辞めたい」と思ったことが一度もありません。

その理由は、子どもたちの「できた！」「わかった！」という瞬間に立ち会えるからです。
自己肯定が苦手だった私自身も、生徒の成長を通して「自分も誰かの役に立てる」と実感できました。

「わからない」をそのままにせず、「今できること」を一緒に積み重ねていく。
そうして生徒が自分の力で前に進み、自信をつけていく姿を見るのが、何よりの喜びです。
特に印象に残っているのは、高校3年間担当した生徒。
彼女が志望校に合格し、合格報告をしてくれた時の笑顔は、今も私の原動力になっています。
(今では同じ職場で働くよき仲間となりました！)

私の座右の銘は「縁の下の力持ち」。
生徒や講師、教室全体を支えながら、ひとりひとりの努力をそっと後押しする存在でありたいと思っています。
これからも、生徒の心と学力の成長を全力で支え、教室に欠かせない存在を目指してまいります。