2025.12.23
その他
こんにちは。
明倫ゼミナール中学受験コースです。
社会科で学習しますが、
愛知県はキャベツの生産量が多い県で全国1位の生産量になる年もあります。

渥美半島で多く栽培されており、
晩秋から冬にかけて収穫する冬キャベツと、
早春から初夏に収穫する春キャベツの生産が盛んです。
キャベツは涼しい気候を好むため、
温暖な渥美半島では夏の栽培を避けて、
晩秋から春に多く栽培・収穫するわけです。
夏場は群馬県などの高原で栽培されています。

愛知県は花の栽培も盛んで、
特に菊の出荷量は全国の約35%を占め、全国1位です。
露地栽培もしていますが、特に電照菊の栽培が有名です。

電照菊は光を当てることで開花の時期を調節するので、
一年中栽培しているのですが、もともと菊は秋の花なので、
菊が電灯の光を浴びる風景も秋の風物詩のようにニュースに取り上げられます。
やってみよう!
1 キャベツは次のどれに属すか選びなさい。
ア アブラナ科 イ キク科 ウ ウリ科 エ ナス科
2 キャベツ畑でよく見られる昆虫を次から選びなさい。
ア アゲハチョウ イ イナゴ ウ モンシロチョウ エ カメムシ
3 渥美半島でキャベツ栽培が盛んになった理由に、
豊川用水が整備され水不足が解消されたことが挙げられる。
豊川用水は豊川水系の河川からだけでなく、
天竜川水系の河川からも水を引いている。
天竜川の水源になっている湖を答えなさい。
4 電照菊は光を当てることによって開花の時期を調整しているが、
その説明として正しいものを選びなさい。
ア 夜も光合成ができるので、くきの成長がうながされ、じょうぶになる。
イ 夜も光合成ができるので早く生長し、早く開花する。
ウ 夜も光を当てることで、季節を勘違いして早く開花する。
エ 夜も光を当てることで、季節を勘違いして遅く開花する。
5 渥美半島の北部にある豊橋市では、あるたまごの出荷数が日本一である。
そのたまごは次のどれか選びなさい。
ア アヒル イ イクラ ウ ウズラ エ ニワトリ
答え
1 ア
2 ウ
3 諏訪湖
4 エ
秋に咲く花のため、日照時間が短くなると咲き始める。
したがって、光をあてることで咲く時期を遅らせている。
5 ウ ウズラのたまごの出荷量は愛知県が約7割を占め、
その大部分が豊橋市で生産されている。