2020.11.06
お知らせ
こんにちは。
明倫ゼミナール私立中学受験科です。
海陽中等教育学校の大河内先生から、
新型コロナウイルス感染症対策についてお聞きしました。
海陽中等教育学校は、
全寮制のため、外部との接触が少なく、そういった点では安全な場所と言えます。
しかし、感染者が出ると、次々と感染者が出る可能性が高いため、
緊張感を持って対策をしているそうです。
例えば、食堂は700名程入れますが、
密を避けるために、
食事時間を3回に分け、2学年約240名程で入ります。
4人掛けテーブルに生徒は1人のみで座り、
同じ向きで座るように座席指定になっているそうです。
もちろん、食事の前後は手洗いをしなければなりません。
きちんと手洗いをしているか先生が監督しているそうです。

発言の多くなる授業形態の場合は全員マスク着用ですが、
感染者が出ていないので、授業形態によってはマスクを外して良い時もあるそうです。
しかし、床屋へ行ったり、通院したり、帰省など、
校外に出た生徒は、ハウス(寮)の個室以外では2週間マスクの着用が義務付けられます。
教職員は、外部と接触の機会があるので、自宅以外ではマスク着用です。
新型コロナウイルス感染者が出た場合、
すぐに対応し感染を広げないようにするため、
ハウスの配置もクラス単位に編成したそうです。
受験学年である6年生(高校3年生)は、例年6年生のみのハウスで生活します。
衛生意識が高いからか、大学受験に向けて緊張して生活しているからか、
今まで、インフルエンザ等に次々と罹患者が出たということはないそうです!
