こんにちは。
明倫ゼミナール中学受験コースです。
年末によく流れていたふるさと納税仲介サイトのCMが、
この夏によく流れています。
これは仲介サイトを利用した時にもらえるポイントが、
2025年10月1日から廃止になるためです。
「どうせふるさと納税の制度を利用するなら、
ポイントがもらえる9月30日までに」
という人が増えると見込んでです。
いわゆる「かけこみ需要」があるだろうということですね。
ふるさと納税は、
今、住んでいる自治体に納税するだけでなく、
自分が育った故郷や
応援したい自治体に納税することができる制度です。
自治体によっては、
寄付金の使い道を指定することができます。
限度額がありますが、
寄付した金額から2,000円を引いた額が、
税金から控除(返還)されます。
返礼品として自治体の特産物がもらえます。
ポイント廃止の理由は、
もらえるポイントが多いか少ないかが、
寄付する自治体選びに影響したり、
ポイントに関して競争が激しくなったりして、
ふるさと納税の本来の目的から外れてきた
とのことです。
やってみよう!
1 ふるさと納税の目的として最もふさわしいものを選びなさい。
ア 全国の特産物を紹介すること。
イ 確実に税金を納めてもらうこと。
ウ 故郷や応援したい自治体に貢献できるようにすること。
エ 地方政治がよくなるように自治体同士を競争させること。
2 ふるさと納税が導入された背景として最もふさわしいものを選びなさい。
ア 都市部に人が集まり、地方の税収が減っていること。
イ 税収が減っていたので、新たな税収が必要だったこと。
ウ 国民の納税意識が多様化していること。
エ 日本に「寄付」の文化を根づかせること。
3 ふるさと納税の問題点として挙げられるものをすべて選びなさい。
ア カタログショッピング的なものになっていること。
イ 返礼品の競争になっていること。
ウ 寄付金を集めるための宣伝などの経費がかかっていること。
エ 納税に関しての意識が高くなっていること。
4 ふるさと納税に最も関わる国の役所を答えなさい。
ア 法務省 イ 財務省 ウ 総務省 エ 経済産業省
5 ふるさと納税を利用することで、
還付(返還)される国税を次から選びなさい。
ア 所得税 イ 法人税 ウ 消費税 エ 住民税
答え
1 ウ
2 ア
3 ア・イ・ウ エは悪いことではない。
4 ウ
5 ア エも控除されるが地方税