中学受験ブログ

新種の深海魚はヨコヅナイワシと命名

2021.01.26

その他

こんにちは。

明倫ゼミナール私立中学受験科です。

新種の深海魚が発見されました。

まだまだ地球内に発見されていない生物がいますね。

今回新種の発見となったのは、

2016年に駿河湾の水深2000メートル強で捕獲した4匹だそうです。

セキトリイワシの仲間で、

体長は大きなセキトリイワシに比べても4倍ほどの最大1.4メートルにもなり、

体重は25キログラムにもなるそうです。

セキトリイワシよりも大きいので「ヨコヅナイワシ」と名付けられました。

ただの「関取」でなく「横綱」ということですね。

ヨコヅナイワシは大きさから言って、

深海のトッププレデター(頂点捕食者)ではないかと考えられています。

トッププレデターが減少したり絶滅したりすると、

その下位の生物が爆発的に増えて生態系を壊すので、

生態系の維持にはトッププレデターの役割が重要だと考えられています。

オオカミが絶滅したことでシカが増えて、

森林や畑でシカの食害が増えたなどもその例です。

したがって、トッププレデターの個体数の維持が自然環境の保全につながるのです。

ヨコヅナイワシの研究・個体数の維持が、

駿河湾深海の環境保全につながるのですね。

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