2026.10.05
先生から
昭和区の皆様こんにちは。
明倫ゼミナール御器所校です。
様々な場面で、「言語化」は大事だと言われます。
それこそ、我々も「ミスの原因を言語化しよう」とよく口にしますね。
とはいえ、 世の中には当然、上手く言葉にできないことだってあります。
ジャンルを問わず、その道のプロと呼ばれる人々であっても、
言語化が上手な人というのはそんなに多くはないように思います。
「感覚派」などという言葉もありますからね。
しかも、そういう人が結果を出していないのかというとそうでもないわけで、
とすると、「結果を出すこと」と「言葉にできること」は少し評価軸が違う。
で、改めて皆さんにご質問です。
「言語化」って、なぜ大事なんでしょう。
少なくとも、「言葉にすること」に相応の価値があるから、
世の大人はこぞって「言語化しよう」というわけですよね。
でも、前述の通り、
「感覚的には理解できる」ことを「言葉で表現する」ことって、
やはり結構難易度が高いです。
そもそも、そのものをズバリ表現できる語彙が自分の中に無かったり、
言葉で表現できるほどそのものを理解できていなかったり、
どうしてもひと手間かかるケースが多い。
それでも、基本的にはしたほうが良いと思っているので、
やはり自分は「言語化しましょう」と皆さんに言います。
僕自身は、「再現性を上げるため」に言語化が必要だと考えているからです。
自分の中では、「感覚的には理解できる」を感覚のままにしておくと、
ものごとの本質を正確に捉えないまま次に行くことになってしまって、
取りこぼすものが増える場合が多い。
つまり、「理解できる」と「そうでない」の境界線を探るために、言語化が必要なのです。
そして、これをしないまま次に行けるのは、たぶん一握りの天才だけです。
あなたが感覚的に理解していつもそれを再現できるなら、言語化は別に要りません。
でも、自分の微妙な感覚のズレをいつも鋭敏に察知するって、そっちの方が難しいと思いませんか。
スポーツなんかがわかりやすいですけども、いつも自己ベストの記録が出せる人って当然居ないですよね。
ベストでない結果を見て、言葉にしなくても自己修正できるなら、
それ自体がそもそもかなり得難い能力の一つです。
残念ながら自分はそうではないので、せめてものごとの輪郭を明確にして、
できるだけ近い言葉に当てはめることですぐ引っ張り出せるようにして、
成功の再現性を上げることで戦っていくのだ、と思っています。
ひらめきではかなわなくても、アベレージでは負けないぞ、
と考えているわけですね。
皆さんにもそうあってほしいなと思うので、
日々の授業で言語化を求めることになる。
大変ですが、きちんとできるようになると、やはりとても役に立つ能力です。
勉強を通してこそ、こういうその先にも役に立つ力を育てていきたいですね。
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