2025.11.01
その他
緑区、豊明市、東郷町の皆様こんにちは。
明倫ゼミナール徳重校です。
多くの中学校で、次回の定期テストが11月の中旬に実施されると思います。
かつては11月下旬にかけて実施されていたことが多いので、1週間ほど実施時期が早まったイメージでしょうか。
これは今の入試日程に合わせ、2学期の内申点をより早く確定するためですが、
中間テストと期末テストでは準備の仕方が異なる、ということをよくお話します。
理由は大きく二つ、
第一に、副教科も交えたテスト日程である点。
第二に、長い準備期間を設けることが難しい、という点。
一つ目はわかりやすいですね。
実施科目数が増える学校がほとんどですから、相応に準備量も変わります。
主要5教科の勉強に時間を割きすぎると、副教科は半端な状態で臨むことになりますが、
かといって副教科に寄りすぎると、主要5教科の詰めが難しくなる。
単純に勉強時間を増やして対応する、という余地があまりない場合、
これは科目ごとの優先順位やスケジュール管理で対応しないと、
総崩れになる可能性があります。
そして第二の理由ですが、
たとえば1学期の中間テストであれば、
これは春休みやGWを挟んで実施される場合がほとんどですから、
早めに準備を進める、ということで準備時間を捻出することが可能です。
同様に、2学期の中間テストは夏休みを挟んでいますね。
これに対して、期末テストは「中間テスト後」から準備を始めることになるので、
準備期間で差を設ける、というのが難しい場合が多いです。
というより、きちんと結果を出そうと思うと、
「切れ目のない学習」が出来ていないと対応が難しい。
3週間前の今くらいの時期に基本事項の定着確認。
社会や理科のノートまとめ、国語の言語事項、英語の復文、そして数学の基本問題。
こういった内容で、既にテストノートで1冊くらいの量は終わっていて、
学校の課題を進め始めている、というくらいでないと、
ちょっと準備量・段階としては不安です。
加えて、中間から期末だと、
いわゆる応用問題や実力問題の比重が上がる中学校が多いと思います。
学校の授業進度が届かず、中間では出しきれなかった内容も嬉々として出題されますね。
準備期間が短い中で、副教科にも対応しつつ、
主要5教科の学習は深化が要求される。
そして、学習を深化させるためには土台が早めに出来ていないといけない。
先に挙げた目安にまだ届いていない、という方は、
ひとまず課題を進めるところから、始めていきましょう。