御器所校のブログ

歳寒くして…

2025.11.16

先生から

昭和区の皆様こんにちは。

明倫ゼミナール御器所校です。

 

「歳寒松柏(さいかんしょうはく)」という言葉があります。

あるいは「松柏後凋(しょうはくごちょう)」とも。

 

元は『論語』の子罕(しかん)篇、「歳寒くして松柏の凋(しぼ)むに後るるを知る」という言葉によります。

 

寒い冬に、他の植物はしおれても松や児手柏(このてがしわ)は緑の色を保っている。

転じて、逆境で苦しい状況でも、信念や志を貫くことのたとえとして用いられます。

 

先週、

「本番に対応できる”いつも通り”をつくることが大事だ」

というような話をしましたが、

万全の準備をして、それでも上手くいかないことって、

残念ながらありますよね。

 

何が悪いわけでもなく、ただ時の運だけが自分に向かないとき。

強いて言うなら、そういうときは”間が悪い”。

 

人生には本当に、星が巡るようになにもかもが自分の邪魔をする、

と思えるほど、全ての巡りあわせが悪いときがあります。

 

そういう場面に出会わない、というのは狙ってできることではない。

でも、心構えだけはいつでもできます。

 

つまり、「上手くいかないことがあっても揺れない」練習です。

 

これは気持ちの整理であり、メンタルトレーニングなので、

訓練次第で誰でも習得できる技術です。

 

もちろん「揺れない」というのも口で言うほど簡単ではないので、

そのためには自分の中に軸、つまり信念が必要ですよね。

 

皆さんの場合は、それが志望校であったり、

延いてはもう少し先の将来だったりすると思います。

 

定期テストや模試の結果、入試問題の過去問と、

自分の「足りない」が数字になって出てくる時期です。

 

「もうだめだ」とか、「上手くいかない」と思ったときに、

何が皆さんを奮い立たせてくれるかを、ぜひ考えてみてください。


明倫ゼミナール御器所校では、この冬頑張ろう!という新規塾生を募集中です。

2学期のテスト結果や通知表、使用しているノートなどをお持ちいただければ、学習相談も承ります。

また、11/29(土)10:00から、今年度2度目の冬期講習の説明会も実施いたします。

あわせてご検討ください。

お問い合わせはHP上、または0120-272-731までお願いいたします。

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